高血圧の治療に使われる降圧薬は、大きく2つに分けられます。
「血管を広げて末梢血管での抵抗を下げる薬」と「全身に循環する血液の量を減らす薬」です。
血管を広げる薬は、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、アンジオテンシン?受容体拮抗薬、α遮断薬があります。
血液の量を減らす薬は、β遮断薬、利尿薬があります。
降圧薬の使用を開始するときは、1種類の薬を少量から始めます。
しかし、重度の高血圧の人などは、十分な効果が期待できないため、2種類以上を併用することがあります。
最近は、複数の薬を少量ずつ使うようになっています。
現在の降圧薬は、1日1回服用して長時間作用するものが基本です。
一般的に朝1回服用しますが、早朝に血圧が高くなる人は、寝る前に服用したり、2回に分けて服用します。
服用し始めて1ヵ月後の効果により、降圧が不十分なときは薬を替えたり、量を増やしたりします。
通常は、飲み始めてから2?3ヵ月以内に降圧の目標値まで達成することを目指します。